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2013年2月20日

作動油の役割について少し・・・・・・・

 

                                         

1.jpg皆さんは機械の作動油の交換は実施されていますか?エンジンオイル、ミッションオイルなど車のオイルは走行距離に応じて定期的に交換していると思いますが、意外に作動油に ついては「ほったらかし!」なんてことはありませんか?エンジンオイルと同様に作動油も減摩作用、冷却作用、密封作用、洗浄作用、防塵作用など油圧機器を守るための役割を持っています。

 
 
※事例1 油温上昇によるパッキンの破損!                         

 ※事例2 水分混入による白濁化!

2.jpg 油圧装置を使用すると回路内の汚れを洗浄しタンクに持ち帰りフィルターでゴミを取り、また各装置に流れる。その動作を繰り返すことで劣化が進みやがてその作用が無くなり、単なる油だけが回路を循環している状態となります。となるとゴミは置きっぱなし、パッキンの保護は出来ない、温度変化には弱い(油膜切れ)状態となり油圧機器の消耗を促進します。

 

 

オイル交換がなぜ必要なのか少しはご理解いただけたと思います。ユニッククレーンは約1年を目安に交換をお勧めしています。ユニッククレーン以外の作動油も同じように定期の交換をお勧めしていますので解らないことなどがあれば窓口までご相談ください。